女湯 早川の古民家 仮組み
カネタ建設の糸魚川の工場で 数日前に解体した
女湯早川の古民家の部材が運ばれてきました。
泥や汚れを丁寧に落として終えて
梁の仮組が始まりました。
最初に周囲の桁梁を並べます
通し梁を桁の間に先にかけて上につなぎ梁を載せます。
そこへ周囲の桁から根曲がりの梁を腰掛鎌継ぎのような
仕口でつないでいきます。
通し梁の下には柱があり荷重を受けるようになって
います。
梁の上にさらに大引きのような材をのせていきます。
これは小屋裏の床の下地に利用するためと、
屋根の挿す(さす)をうけるためなんでしょうか?
ともかく上下左右に複雑に組みあげられています。
だいたい仮組が出来上がりました。縦横に組合せて 固めてあります。
ほぞとクサビだけで釘は全く使ってありません。
もっとも材が太すぎて釘なぞ打っても役に立ちそうもありませんね。
下から眺めたところです。
周囲の桁材はかなり傷んでいるので
この後新材で桁を刻み直して組み替えます。
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