2011年9月5日月曜日

男湯 梶山の古民家


糸魚川市根知谷の奥
雨飾山の麓にあった古民家です。


できたのは江戸時代でしょうね。
相当 古いものです。


家の中は囲炉裏のすすで真っ黒です。
部材はごつくて太いです
製材はのこで挽いたというより削ったような感じで、荒々しいですね。



正面壁下部に見える太い
材が 内法(うちのり)です。
これが使われている古い古民家は今では珍しいです
鈴鹿部長はこれがお目当てでこの
古民家を選んみたいです。




小屋裏です。白川郷の古民家やインディアン
の家と同じような構造で丸太を梁に差し込んで屋根を作っています。
随分簡単に見えますがトラス構造と言えなくもない
形で力を合理的に分散しています。
ここも使いたいけど今回は風呂屋にするので
 かやぶき屋根はすぐ腐ってしまい
使うのは無理でしょう。



小屋と屋根を取り去ったところです。
外壁が相当傷んでいて崩れかかっています。




屋根は方形作りでしたが
梁も根曲がりが縦横に
使われています。



壁の一番下に内法がの上に二段の貫が
見えます。
これで横揺れを抑え込んでいるのです。





材の製材は手斧(ちょうな)で削って作ってようです。
ごつごつと面白くて味が
あるなあ、






解体も終わりかけています。

梶山の古民家さん 
長い歳月 ご苦労様でした。
全部は連れて行ってやらないけれど、一部はこれから
も大事に使わせていただきます。

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